結論
- ノイズ処理とは
→エアコンなどの空調、部屋の響き等の音を軽減する処理 - タイミング補正とは
→楽曲に合せてボーカルの入るタイミングを合わせる作業 - ピッチ補正とは
→楽曲のメロディーに合わせて音程を合わせる作業 - 音量調整とは
→大きい音と小さい音の音量差を少なくする作業
上記4つの作業をまとめて、『ボーカルエディット』と呼びます。
ボーカルMix前に行っている事
- ノイズ処理
- タイミング補正
- ピッチ補正
- 音量調整
ざっくり分けると、ボーカルMix前には4つの工程を行っています。
ボーカルMix前に行っているこの作業は、『ボーカルエディット』と言われます。
ノイズ処理
ノイズ処理では以下のような音を軽減します。
・エアコンなどの空調ノイズ、街の雑踏 etc….
→バックグランドノイズに属します。
・部屋の響き
・リップノイズ
→唇・舌が生み出す雑音のことを指します。
・息継ぎの音
・歯擦音
→サシスセソ の音
ノイズ処理で大切な事は、どのような作業が必要かイメージする事です。
タイミング補正
楽曲に合せてボーカルの入るタイミングを合わせる作業です。
先にタイミング補正を行ってから、ピッチ補正を行う方が多いと思われます。
タイミング補正は、ご使用のDAWと楽曲のBPM(テンポ)を合わせて行います。
BPMを設定しておくと、グリッド線を目安にタイミング補正が出来るようになります。
ピッチ補正
楽曲のメロディーに合わせて音程を合わせる作業の事です。
人が歌うメロディーの「音ひとつひとつの高さ」(ピッチ)には多少のズレがあります。
音ひとつひとつの高さ = ピッチ
その多少のズレを補正して行きます。
大幅にズレが生じていて、補正する前提で録られた物は補正ではなく修正です。
補正 ≠ 修正
多少のズレを補正する作業という事を忘れないでください。
音量調整
ボーカルのMixに入る前に、大きい音と小さい音の音量差を少なくしましょう。
音量調整を行う事で、後のMixがしやすくなります。
また、作成する楽曲がより良くなります。
まとめ
- ノイズ処理とは
→エアコンなどの空調、部屋の響き等の音を軽減する処理 - タイミング補正とは
→楽曲に合せてボーカルの入るタイミングを合わせる作業 - ピッチ補正とは
→楽曲のメロディーに合わせて音程を合わせる作業 - 音量調整とは
→大きい音と小さい音の音量差を少なくする作業
初心者のうちは、今回紹介した、下処理から慣れて行きましょう。
基本的なところですが、この工程が後にとても大切になります。
頑張りましょう!
初めまして。
やしろ かなめです。
今回は、歌ってみたボーカルMix前の作業について書きます。